1970年代の4枚刃の鋼鉄製草刈刃でこんな風に自分流に改造して使っている人がいましたがとても危険です。
改造は自己責任になりますので怪我のないようにご注意ください。
使用前の4枚刃の刃物、今も店頭に並んでいますが現在日本で主流はタングステンカーバイトチップソー通称チップソーですね。
初めて使ったナイロンコード差し替え式の草刈刃、コンクリの脇とか全く安全に刈れるし芝生など慣れれば見事に刈れるのにはびっくりしましたが、当時はこのコードが高かったのことと長さの1/3 ぐらいはゴミになってしまうのが気に食わなかったですね。
1990年初め頃だろうかナイロンコード式のタイプでコードが減ってきたら刈払機の刃は回転させながらこれを地面に打ち当てれば自動的にコードが繰り出されるという画期的な商品が出ましたが使っているうち中にだんだん泥やゴミがたまってきてコントロール不能になって素人では手に負えない商品だった。
初期の全自動タイプ、コードがある程度すり減ってくると自動的に伸びるといううたい文句につられて買ってみればうまく出るときよりもコードが出てこないときのほうが多かった商品。
あまりに簡単すぎる仕掛けに唖然!
1990年代終わりのほうでボタンタイプの半自動ナイロンコードカッターが出た、こいつに金属刃をくっつけたらスーパー草刈刃が出来るんじゃないかと改造して作った物だが、まだ構造的に未完成な物だった為うまく行かなかった、現在のBENKEI SP-01ハイブリッド草刈刃を開発するモデルとなったものです。
2000年前後期に市販品どおしをくっつけただけじゃだめだと4枚刃の刃物を買ってその刃を2枚に切り落としてリールは鉄パイプを叩いて曲げたものを、無理に溶接してくっつけテストと改造の日々・・・
インターネットで外国のこともいろいろ調べていくとこの構造の物はどうやら日本にも外国にもなさそうだと分かったので、2006年どこかの舞台から飛び降りたつもりで日本に特許出願、2007年に国際出願
2011年2月 SP-01を発売
国内の特許が取れたので2010年1月会社設立
1年かけてようやく新製品BENKEI SP-01の製造にこぎつける
SP-02発表後製造中止
2012年5月SP-02を発売
2012年5月 SP-01を買って頂いたお客様のアンケートを元にさらにバージョンアップした製品SP-02を発表、ほとんどの要望をクリアしました。
2013年5月 SP-03を発売
刃の磨耗を減らしたいという最後のアンケートに答えた製品でコードガイドの位置を工夫した商品です。
硬い草を刈るときの衝撃がSP-02より少ない金属4枚刃を開発、物理的に金属刃の寿命が倍になりました。